新聞の書籍紹介でふと目にとまった本。
『文明崩壊』
「環境破壊がいかに文明を崩壊させるか」、
モアイ像で有名なイースター島、中米のマヤ。
過去の文明が崩壊した原因は、
人間が古代からずっと自然を破壊をし続けた結果だ、と書かれているそうです。
日本が現在も森林面積約7割の国であることは、
江戸幕府が植林を進め、森も守った結果だそうですが、
でもその日本の良好な環境は、
他国への環境破壊で維持されているからこそ。
日本はオーストラリアの木々を伐採し、紙に変えているのも事実。
このところ、中国の環境破壊などが注目され、
なんとなく被害者意識だったのですが、
私たち日本も未来のために
そろそろ本気で考えないといけないところにきているようですね。
そういえば、
江戸時代に出されたお触れ(法令)のひとつ、
『生類憐みの令』が先日テレビで取り上げられていました。
犬をはじめ、生き物、小さな虫にいたるまで
虐待などしてはいけない、とのお触れ。
法を犯した人は死刑になることもあったそうです。
時代が過ぎ、
今では飼えなくなったペットや野良犬、野良猫などが
毎日処分という名前のもとに命を奪われています。
環境の中には、生き物も含まれるはず。
最後まで家族の一員として飼って欲しいなあと願います。
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