2012年11月27日火曜日

知覧

鹿児島で九州地区の澤田塾でした。


いつもは博多会場なのですが、

今回は指宿という事で、澤田塾後には

知覧特攻平和会館まで足を運ばせていただきました。


会館に着いた途端、天女が傷ついた特攻隊員を抱き抱えるように

昇天していく一枚の大きな絵に足がすくみました。


1枚1枚の写真。

1枚1枚の遺書や家族への別れの手紙。


女性として心打たれた手紙が何通もありました。


『母、母。母より素晴らしいものはない』

『私をせめて一度でも褒めて下さい』

『母はどんなに遠い空の彼方から呼んでも私に応えてくれる』


母から息子へ送られた手紙もありました。

『最期は南無阿弥陀仏と唱えながら逝って下さい。

そうしたら向こうの世界で会える。

母のたった一つの願いです。どうぞ忘れないで』


死と向かい合った方々。

私たちは、もっと出来ること、やらなければいけないこと、

あるように感じました。








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