15日、鵜飼いが閉幕しました。
5月から10月までの4か月間は、
岐阜・長良川に賑わいをもたらしてくれ、
ちょっと岐阜を自慢できるひとときです。
チャップリンが、生前に2度鵜飼いを鑑賞したことは地元では有名な話で、
初めて岐阜を訪れた際には、
鵜匠の絶妙な手縄さばきに「ワンダフル」を連発し、
幻想的な篝火を見て、
「鵜飼は一遍の詩であり、鵜匠は詩人である」と言い残したとか。
さらにさかのぼると、
織田信長や徳川家康などの保護を受け、
松尾芭蕉も、
「おもしろうて やがてかなしき 鵜舟かな」という句を残しています。
時は流れて、その時代の鵜飼の雰囲気とは
もしかしたら今は違っているのかも知れませんが、
1300年の歴史を絶やすことなく
これからもずっと続いて欲しいなあ、と願います。
長良川に沿うように金華山があり、
織田信長の岐阜城が今も町を見下ろし・・・。
結構、私って歴史舞台の中に暮らしているなあ、と改めて実感。
歴史の中では、私の一生はほんのまばたきぐらい。
ふるさとは遠きにありて思ふもの。
故郷は遠くにいて思うもの、との意ですが、
近くにいても、故郷をいつもいつまでも想いたいものですね。
そして故郷を想う時、自分の育った家も想い出すのでしょう。
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